刺繍枠、針、刺繍糸、ハサミ……気づけば、机の上も引き出しの中も刺繍グッズでいっぱいに。
刺繍を始めたばかりの頃は、小さなカゴにすっきり収まっていた道具たちも、刺繍歴が長くなるにつれてどんどん増えていきます。
「使いたい色の糸が見つからない…」「あれ、あの道具どこにしまったっけ?」そんなふうに探し物に時間を取られて、刺繍を始める前に疲れてしまったことはありませんか?
でも、ちょっとした工夫で探さない・迷わない・散らからない収納ができるようになり、刺繍時間がもっと快適になりました。
この記事では、刺繍歴5年の私が実際に試してよかった「刺繍糸・道具の収納方法」を写真付きでご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください!
刺繍糸の収納方法

まずは、刺繍糸の収納方法についてご紹介します。
これまでは、色ごとに分けた刺繍糸をジップロックにまとめて保管していましたが、今回はその方法をさらに使いやすく改良してみました。
やり方をご説明する前に、今回使用したアイテムはこちらの5つです。
- カードリング
- ジップロック
- クリアファイル
- フェルト
- 布用両面テープ
刺繍糸を三つ編みし、色分けする

刺繍糸を1色ずつ三つ編みして、赤・青・黄・緑のように色を分けます。
色分けした刺繍糸をカードリングにまとめます。

三つ編みの詳しいやり方はこちら!

三つ編みをする際に便利!
クリアファイルを切る
使用するジップロックのサイズに合わせて、クリアファイルをハサミでカットします。
私はワゴンの中に収納しているため、高さに合わせてSサイズのジップロックを使用しています。
カットしたファイルは、そのままジップロックの中に入れます。
クリアファイルを入れることで、ジップロックが自立するようになり、立てて収納できるので中身が見やすく、取り出しもスムーズになります。
糸タグを作る

フェルトを縦2.5×横8.5cm程度に切って半分に折り、そこに刺繍糸を縫い付けます。
私は、同じ色味の淡い色と濃い色の2色をセットで縫うことにしました。
今回は家にあった茶色のフェルトを使いましたが、刺繍糸の色をより見やすくするためにも、白色のフェルトがおすすめです。
縫い終わったら、フェルトの裏に布用両面テープを貼り、糸タグとして完成させます。

糸タグを貼って完成
ステップ1のジップロックの外側に、糸タグを貼り付けます。
これで、どの袋にどの色が入っているのかが一目で分かるようになりました。

このように、色分けした分の糸タグを作りました。
刺繍道具の収納方法
次に、刺繍道具の収納方法についてご紹介します。
刺繍に使う道具は意外と種類が多く、気づけば細々したものが散らかりがち。
よく使う代表的な道具は、以下の通りです。
- ピンクッション(針山)
- ハサミ
- チャコペン
- 仮止めクリップ
- 刺繍枠
- 定規
- 布
- チャコペーパー

刺繍糸含め、全てワゴンに入れて保管します!
(よく使う)針山・ハサミなどの収納

100均ダイソーのクリアケースに針山やハサミなどよく使う道具を入れ、まとめて保管します。
すぐに取り出したいものをひとまとめにしておくと、作業効率がグッと上がります。
特にピンクッション(針山)は、刺繍の際に快適に使えるよう工夫しました。
私は、糸通しを使う頻度が多いため、失くさないよう裏面にマグネットテープを貼り、缶タイプのピンクッションにペタッとくっつけて収納。
これなら、使いたいときにすぐ手に取れて、作業中に迷子になることもありません。

その他の収納(刺繍枠・チャコペーパーなど)

刺繍枠や定規は、ワゴンにフックをかけ、吊るして収納。
チャコペーパーや布などその他の道具は、収納ボックスに入れて保管します。
まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、刺繍糸・道具の収納術についてご紹介しました。
ほんの少しの工夫で、探す手間が減り、作業スペースが整うだけでなく、刺繍の時間そのものがもっと快適で楽しくなります。
ご紹介した内容を参考に、この機会に整理してみてはいかがでしょうか?